校友紹介コーナー~第5回、平井慎太郎さん(平成22年商学部卒)2017.02.07(火)
今年初めての「校友紹介コーナー」です。
これまで地元北九州出身の校友の皆様を紹介してきましたが、今回は愛知県出身で三井住友銀行北九州支店に勤務の平井慎太郎さん(平成22年商学部卒)にご登場いただきました。
約2年半前に北九州市男女共同参画審議会委員の金子良憲様を講師に『ワーク・ライフ・バランスの薦め!』と題した金曜フォーラムが開催され、その時に初めて校友会のイベントに参加されたと記憶しております。その後も銀行業務の忙しい中を校友会イベントに積極的・熱心にに参加されており、是非にということで「校友紹介コーナー」へのご寄稿をお願い した次第です。
【 学生時代の思い出と現況 】
高校時代までは実家通学や部活動に打ち込んでいたこともあり、割と規則正しい生活を送っていましたが、大学時代は実家を離れ一人暮らしだったということもあり、小説によくでてくる様な自堕落な学生生活をおくっていたように記憶しております。
しかし、大学時代の贅沢な時間は今思うと自身にとって、かけがえのない有意義な時間であったとも感じています。
大学時代はよく遊んだ半面、海外留学、起業など様々なことにチャレンジしてきました。同志社大学は学生のチャレンジに寛容で、先生方や学生支援課の方には本当によくお世話になりました。また、そうした場面を通じて魅力的な多くの友人にも出会うことが出来ました。
中でも一番の思い出となっているのはゼミ活動です。私は「電子商取引」を専攻する長沼ゼミに所属していました。当時は私がゼミ一期生であり、先輩もOBもいない状況でした。ゼミスタートと同時にゼミの理念や方針、将来的なゼミの在り方、方策について長沼先生と話し合いながら作り上げていきました。通常のゼミ活動では、研究発表会を年2回程度コンテスト形式で行ったり、夏休みには滋賀県のリトリートセンターで泊まり込みの合宿を行うなど一年を通してゼミ活動は一生懸命やっていました。中でも大手企業に対し、学生たちでアポイントやインタビューを行うなど実践的な活動は当時としては良い経験でした。
長沼ゼミも10期となり、今では商学部で指折りの人気ゼミだと聞きOBとして嬉しく思います。また、毎年開かれる現役生向けの就職相談会やOB会では、毎年100名規模の参加者が集まり、長沼先生をはじめ多くの後輩達と会えることは私自身のモチベーションとなっています。
現在は三井住友銀行北九州法人営業部で法人のお客さまを相手にお仕事をさせて頂いています。銀行というと融資のイメージが強く、それ以外何をやっているかよくわからないと思う方が多いかと思います(妻も私の仕事内容はよくは知りません笑)。現在の銀行は少し言い過ぎますが、何でもできるという意味で「よろず屋」のような存在です。日々勉強を要するという意味では大変ではありますが、その分面白味も大きい仕事でもあり、お客さまに喜んで頂ける仕事ができるよう、日々の業務に邁進しています。
校友会については、川村先輩とのご縁で紹介して頂き、2年前から会の行事に参加させて頂くようになりました。私も仕事柄転勤が多く、数年後には会に参加出来なくなるかと思いますが、同志社大学という「繋がり」を感じることが出来た良い機会でした。全国どこにいっても同志社大学の先輩方がいらっしゃることは心強く、こうした一期一会を大切にしていきたいと思います。
平井慎太郎(平成22年商学部卒)
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平井さんには寄稿文と一緒に写真を数枚お送りいただきました。
関西での勤務時の友人との飲み会の写真1枚(社会人3年目頃)、愛娘の鈴ちゃんとのツーショットの写真3枚となっておりました。いかに鈴ちゃんの存在が大きいかが窺えます。「半沢直樹の世界」に生きる平井さんにとって鈴ちゃんと一緒に過ごす時間が一番癒されるようで、その喜び・幸福感が写真からも伝わってまいりました。
急なお願いにもかかわらず、平井さんに10日ほど早めに寄稿文を仕上げていただき深く感謝しております。誠にありがとうございました。