創立140周年記念イベント「同志社フェアin熊本」へ行ってきました!2016.01.29(金)・30(土)&報告会(2016.02.24開催の役員会にて)
同志社創立140周年ならびに熊本バンド結成140周年を記念して、「同志社フェアin熊本」が1月29日(金)・30日(土)に熊本の地で開催されました。昨年8月の安中に続いての同志社フェアの開催です。初日に、九州学院礼拝堂での「地域交流イベント」とホテル日航熊本での「交流レセプション」。2日目に「早天祈祷会」と「熊本バンド・同志社ゆかりの地ツアー」といった日程でした。
15時からの「地域交流イベント」へは川村副支部長、栗山監事、原田博史組織委員、福田猛先輩の4名が北九州支部から参加。夕方の「交流レセプション」には白石支部長と記者の私(三城)も加わり6名の参加となりました。
地域交流イベントでは、鼎談「熊本バンド」を語ると題して、内村公春氏(慈愛会理事長)・石川立氏(同志社大学神学部教授)・湯浅康穀氏(新島学園理事長)の3名による座談会、村田晃嗣同志社大学学長による講演、同志社グリークラブによる演奏が行われました。また、この交流イベントは地元市民の皆様にも公開されております。
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<交流レセプション・受付>
会場をホテル日航熊本へ移しての交流レセプション、同じ九州エリアの沖縄はもとより、遠くは北海道からも校友の方がおみえで、総勢400名くらいの参加であったかと思います。また、5年前に天草に引越しされた自見さんも同じテーブルとなりました。
村田学長(写真:左上)、中村校友会副会長(写真:右上)に続いて地元熊本市の副市長の高田様(写真:左下)からのご挨拶もあり、新島学園理事長の湯浅様(写真:右下)の乾杯でスタートとなりました。
宴席の中で、大学および校友会関係者・その他ご来賓を含めた14名の紹介、九州ブロックの9支部長がクジ引き役を務められての豪華賞品の大抽選会等がありました。
北九州支部から参加の皆さまの様子。
また、交流レセプションの始まる前と最後には同志社グリークラブの演奏もあり、最後に岩田広報部部長(写真:右下)の挨拶にて閉会となりました。
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<早天祈祷会>
早天祈祷会へ参加となった当日(1月30日)。前日までの雨も上がり、同志社関係者以外にYMCA関係者、地元の九州学院高校やルーテル学院中学・高校の生徒さんもおみえで、「奉教之碑」がある丘は溢れんばかりの参加者となりました。140周年の節目の年ということで、例年の2倍以上の約400名の参加者となったようです。北九州支部からは白石支部長、福田先輩、私(三城)の3名が参加しました。
参加者全員による賛美歌、石川立氏(同志社大学キリスト教文化センター所長、写真:上段)による祈祷、熊本大学(YMCA花陵会)の学生さんによる奉教趣意書朗読、「寛容は自らを守るために不寛容に対して寛容になるべきか(渡辺一夫 著)」を引用されての村田学長(写真:中段)の『寛容と忍耐』の話(奨励)などがあり、最後に実行委員長の難波信義氏(熊本草葉町教会、写真:下段)の挨拶で、熊本バンド140周年記念となった今年の早天祈祷会も無事終了となりました。
閉会後には、YMCAスタッフの皆さんから「出来立ての温かい豚汁」が振舞われました。冷え切った体には最高のプレゼントでした。白石支部長が実に「いい顔」をしておられました。
⇒ *熊本バンド結成140周年記念を扱ったニュース(約5分)
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<熊本バンド・同志社ゆかりの地ツアー>
10時出発の「熊本バンド・同志社ゆかりの地ツアー」、私と福田さん、それに自見さんの3名が参加。徳富記念園、ジェーンズ邸、熊本草葉町教会の順で回りました。
我々が乗ったバス(2号車)には、熊本県支部の木下支部長が同乗され、バスガイド顔負けの案内ぶりでした。目的地に到着するまでの事前学習が完璧がゆえに、見るべきところを見ることが出来たといった思いです。
新島襄から贈られたカタルパ、昭和33年の台風の被害に遭い、徳富記念園の現在のカタルパは2世・3世とのことですが、初めてカタルパの樹の実物を見ることが出来ました。
また、徳富蘇峰・蘆花の兄弟に関する資料が展示された記念館。兄弟仲が晩年に悪かったようですが、お互いに誤解が解け、兄弟仲が戻ったその日の夜に弟・蘆花が亡くなったとの説明書きがありました。余談ではありますが、若いドクターのドラマの中で、その主人公が言っていた言葉「伝えるべき事を、伝えるべき人に、伝えるべき時に、伝えることの大切さ」を思い出した次第です。
ジェーンズ邸では、木下支部長が高く評価されている「館長のテンポのよい説明(10分間)」。
当時の熊本洋学校への入学倍率は10倍、その中から卒業が叶う者は5人に1人、教育内容の特色として「英語で演説が出来る水準まで求められた教育」。改めて、熊本バンドメンバーのレベルの高さを実感した次第です。また、このジェーンズ邸が博愛社(日本赤十字)発祥の地であることなどの紹介もありました。
ゆかりの地ツアー最後の見学先は熊本草葉町教会です。
当時の熊本洋学校の生徒は、日本独特の食文化(塩分が多い、ビタミンC欠乏、たんぱく質不足)のせいで体も弱かったようで、そこでジェーンズは食生活の改善に取り組みました。ジェーンズが熊本洋学校の生徒(後の熊本バンドのメンバー)に食べさせた「シチュー」を当時のレシピで再現していただき、食することができました。あまりの美味しさに御代わりをしたほどです。
今回の「同志社フェアin熊本」の記事、初日の「地域交流イベント」へ不参加のため、写真も無く、臨場感に欠ける内容となっておりますが、ご容赦いただければと思います。
興味がある方は、同志社校友会関連のホームページで、ご確認いただければと思います。
同志社フェアin熊本への参加で味わうことのできた「うまかったもの」を3つ挙げるとしたら、早天祈祷会で振舞っていただいた「温かい豚汁」、草葉町教会で食べさせていただいた「熊本洋学校オリジナルのシチュー」、それに木下熊本県支部長の「ガイド役」でした。
次回以降に機会があれば、是非とも北九州支部校友の皆様にも味わっていただければと思います。
( 写真・文責 / 三城 )
◇ ◆ ◇ 「同志社フェアin熊本」開催関連地
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上記の「同志社フェアin熊本」の参加報告&「平成28年度の総会開催計画」について役員会を開催! 2016.02.24(水)
1月29日(金)・30日(土)に熊本で開催されました「同志社フェアin熊本」の参加報告と「平成28年度の北九州支部総会」の開催計画について役員会を開きました。多少遅くなりましたが、新年会を兼ねての開催となっております。
同志社女子大同窓会の北九州支部の園田支部長並びに島田さんにもご参加いただきました。
白石支部長の開会挨拶のあと、「同志社フェアin熊本」の初日の地域交流イベントと交流レセプションについては川村副支部長から、2日目の早天祈祷会と同志社ゆかりの地ツアーについては三城総務副委員長から報告がありました。今回、不参加であった役員の方からは、早くも「次回はぜひ参加したい!」との声が出ておりました。
また、今年度の総会に関しては、3年ぶりに金曜日開催(予定)で話が進められ、詳細に関してはこれからといった感じで、金曜フォーラム等についての議論もなされた後に懇親会(新年会)となりました。
今年初めての役員会、昨年の総会での園田支部長(同窓会)の着物姿が非常に好評であったことなどが話題となり、校友会並びに同窓会の皆様とモツ鍋を楽しく美味しく食することができました。