平成28年度「北九州 同志社の集い」開催結果のご報告 2016.10.21(金)開催
大安吉日の10月21日(金)に、同志社校友会北九州支部と同志社同窓会北九州支部(同志社女子大学)が合同で、「北九州 同志社の集い」をリーガロイヤルホテル小倉にて開催しました。
当日は、同志社大学の松岡学長、同志社女子大学の加賀学長、同志社大学広報部長の岩田様、同志社校友会の長谷川副会長、同志社同窓会の玉村会長、校友会近隣支部・クラブの支部長様並びに上席役員の皆様、立命館大学校友会・関西学院同窓会・関西大学校友会の北九州支部の会長(支部長)様並びに上席役員の皆様にご臨席いただき、総勢90名での総会・懇親会となりました。
総会と懇親会の間に、今年度は「金曜・落語の会」が開催され、三遊亭 歌小倉さんにご登場いただき、古典落語『千早振る』をご披露いただきました。
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白石支部長を議長に、田上事務局長から「平成28年度事業報告及び平成28年度決算報告について(第1号議案)」、「平成29年度事業計画及び平成29年度予算案について(第2号議案)」、「同志社校友会北九州支部会則の改正について(第3号議案)」、「同志社校友会北九州支部役員の改選について(第4号議案)」の報告がなされ承認されました。特に第3号議案に関しては、既に北九州支部の活動目的として、「同志社人として、豊かな学縁の拡大を図ること」「同志社人として、母校の発展に尽くすこと」「同志社人として、故郷・地域の発展に貢献すること」の3つの理念が謳われており、正式に支部会則に加えられたことになります。
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初めての試みとなる同志社「金曜・落語の会」、三代目 三遊亭 圓歌 一門に所属され、北九州を中心に活躍されている三遊亭 歌小倉さんにご登場いただき、『千早振る』の演目をご披露いただきました。歌小倉さんも京都で学生時代を過ごされており、娘様は同志社に通われたとのことでした。
三遊亭 歌小倉さん
ホームページ担当の私が北九州に戻り、20年ぶりに支部活動に参加したのが6年前の金曜フォーラムでした。その時の講師が「三遊亭 歌小倉」さん、当日は落語ではなく、ご自分の会社経営および波乱万丈の人生を熱く語られました。話が上手いというよりも「話芸」という芸術の領域に達するもので、約1時間の講演時間があっという間に過ぎてしまい、久々に話に吸い込まれてしまい大いに感動したことを覚えております。今回は落語家として登場されるとのことで総会当日を楽しみにしておりました。6年ぶりに歌小倉さんの「話芸」に接することが出来、久々に至福の時を過ごすことが出来ました。
歌小倉さん、同志社「金曜・落語の会」へのご出演、誠にありがとうございました。
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懇親会のスタートにおいて、まず白石支部長から開会の挨拶がありました。白石体制3期目を迎えるにあたり、この4年間に他支部の総会等に参加して学んだこと、それに対する感謝の気持ちを言葉にされた次第です。
ご来賓18名の紹介のあと、同志社大学の松岡学長と同志社女子大学の加賀学長のお二人からご挨拶を頂戴しました。
今年、同志社大学の第33代学長に就任された松岡学長、九州地区の支部総会に出席されるのは4月の熊本県支部総会に次いで2カ所目とのこと。まず、その熊本県支部総会直後の熊本地震に触れられたあと、学長自身の簡単な自己紹介、大学運営への取り組み、オール同志社体制(学生・教師・校友)の重要性などのお話をされました。
3年前の「北九州 同志社の集い」で、『失われた同志社医療の伝統~背景と顛末寸見』のテーマでご講演をいただいた同志社女子大学の加賀学長からは、その後の2015年4月に女子大学に開設された看護学部看護学科の現況報告がありました。人気学部となっており、入試においては大変な倍率のようです。松岡学長同様に、熊本を中心とした九州の復興にエールを送られました。
松岡・加賀両学長の挨拶のあと、北九州支部が5月から取り組んできた「同志社ゆかりの地・建造物等」再興支援金の贈呈式が行われました(支援金贈呈 白石北九州支部長 ⇒ 木下熊本県支部長)。
木下熊本県支部長の挨拶の中で、ジェーンズ邸を中心に「同志社ゆかりの地」の現況報告がありました。木下支部長が発行責任者として作成されている「平成28年 熊本地震~同志社ゆかりの地の状況 ⑦ ジェーンズ邸」、木下支部長から頂戴したNPO法人 くまもと文化振興会発行の「熊本大地震の実態」を読みますと、倒壊したジェーズ邸の部材は大型テントで守られてはおりますが、テントの上げ下ろしをして換気を進め、部材の劣化を防ぐことで精一杯のようで、復元までの時間、復元するための費用など非常に厳しい状況のようです。
ご来賓を代表されて長谷川校友会副会長の乾杯の音頭で宴席突入となりました。乾杯の前に井上校友会会長からのメッセージの紹介もありました。
その後、今年度の「北九州 同志社の集い」にご臨席いただいた同志社同窓会の玉村会長のご挨拶、大いに「元気」をいただいた思いです。
そして、懇親会の注目イベントの「ミニコンサート」の時間を迎えました。
マリンバ奏者の島田さん(同志社女子大卒)とピアノ演奏家の広瀬さん(国立音楽大卒)には、3年前の金曜フォーラム「ウェルカム&音楽」でも演奏いただいており、本日は「今日の料理のテーマ」「チゴイネルワイゼン」「同志社カレッジソング」などを演奏いただきました。
その後、佐賀県支部の福井支部長からは、10月28日(金)~11月6日(日)に佐賀市嘉瀬川河川敷で開催される「2016佐賀熱気球世界選手権」の紹介がありました。
そして、ここで「サプライズ・プレゼント」が演出されました。
今回の「北九州 同志社の集い」で予定されていなかったのですが、三遊亭 歌小倉さんの応援に来ておられた兄弟弟子の三遊亭 歌扇さんと鼓の演奏者として地元北九州でご活躍の望月 太津三弥さんの登場です。(お詫び:下段2列目の左側の写真に写っている着物姿の女性が望月さま、突然のことで、鼓を打たれるシーンの撮影が間に合いませんでした)
三遊亭 歌扇さん
歌扇さんには巧みな話芸のあと、「アさて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ」の名調子で、南京玉すだれをご披露いただきました。
また、鼓の演奏者の望月さんは2020年の東京オリンピックで「1000人での鼓演奏」に参加予定との紹介がありました。北九州支部の会員一同楽しみにしております。
その後、北九州支部の新役員5名の紹介、初参加者7名の紹介がありました。
楽しく過ごした時間も残りわずかとなり、栗山副支部長の指揮による「カレッジソング斉唱」、大学時代にラグビー部であった杉山さんによる「同志社チアー」となりました。
閉会の挨拶には、校友会北九州支部の寺下副支部長、同窓会北九州支部の園田支部長お二人での登場となりました。
園田支部長の一部英語を交えたスピーチ、寺下副支部長による「突然に、立命館大学の総会・懇親会を絶賛される」話、一昔前の京唄子・鳳啓助の漫才の間合いを感じた次第です。今年の「同志社の集い」、最後まで笑いありの楽しい一時を過ごすことが出来ました、
寺下副支部長、園田支部長、素敵な閉会挨拶を誠にありがとうございました。よかったら、来年もよろしくお願いいたします。
「北九州 同志社の集い」にご出席いただきました皆様方、誠にありがとうございました。
是非、次回以降の集まりにも積極的にご参加くださいませ。
( 写真・文責 / 三城 )