同志社金曜フォーラム「ラオスにて。小さな活動なれど、未来に!!」開催結果のご報告 2015.08.28(金)開催
株式会社九州造園の代表取締役の藤田良司さん(昭和58年経済卒、校友会北九州支部・企画運営委員長)を講師に、『ラオスにて。小さな活動なれど、未来に!!』と題して、金曜フォーラムが開催されました。
講演前の白石支部長挨拶でお話があったように、北九州支部の金曜フォーラムは13年目を迎えます。北九州支部の3つの活動理念の一つ「地域の成長を求めて、同志社人として、故郷・地域の発展に貢献する」に則ったイベントです。今回の金曜フォーラムへは校友会員26名以外に29名の地域の皆様にご参加いただきました。記者であります私が記憶する限りにおいて、50名を超える金曜フォーラムは初めてか?と思います。とにかく大盛会でした。
講師の藤田さんから、まず初めに父親健市様の紹介がありました。英語が堪能であり、食べるものを控えてでも、着るもの・靴などの身なりに気を使っておられ、非常にハイカラな紳士であったようです。その父親健市様は海運業を営んでおられ、中国での保有船舶(第五永盛丸)の拿捕、その後の負債処理など、まさに波乱万丈の人生のお話を聞くことができました。
そのような家庭環境下、講師の藤田さん自身は小さい時から海外に興味を持っておられ、「兼高かおる世界の旅」「NHK特派員報告」などの番組を楽しみに見ていたなどの紹介がありました。
藤田さんは、海外活動の拠点を当初はミャンマーと考えておられたようですが、ミャンマーで民主化が進み、大手が参入。そこで、ODA等の支援を通して親日国でもあるラオスを活動の拠点と決められたようです。ラオスの発展、人々の幸せに貢献したいとの思いから現在、「ラオス遊具設置事業」を推進しておられ、今年3月にはハーケケオ幼稚園にてスプリング遊具の設置事業を行われました。また、藤田さんが目指す今後のビジネスとして「ラオスでのキノコ栽培・販売」の紹介をいただきました。
講演会の最後に、山崎顧問(前支部長であり、藤田さんの仲人)から、藤田さんへのお礼と講演会の感想をいただきました。
話は少しばかり脱線しますが、日本選手権のハンマー投げで20連覇を達成した室伏広治選手。何連覇のインタービューだったかは忘れましたが、この偉業に対して「ハンマー投げ、親父の代からやってますから」の室伏選手のコメント。本日の藤田さんの話をお聞きして、父親健市様から受け継ぐ藤田家のDNAを感じた次第です。近い将来、藤田さんが育てられた「キノコ」がラオスの一般家庭の食卓に並ぶ日を楽しみにしております。
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<懇親会>
講演会終了後に、校友会以外の地域の皆様20名も参加されての懇親会となりました。寺下副支部長の挨拶・乾杯のあと、総勢43名での大懇親会となりました。また、今回の懇親会へは3組のご家族(父親・息子、母親・娘、ご夫婦)に参加いただいております。家族愛を感じる懇親会でもありました。
当日の懇親会、初対面となる方も多く、新鮮な会話を楽しむことができたようです。
大盛会となった講演会および懇親会を無事終えて、北九州支部の総務・企画運営・組織の3委員長。
お忙しい中、講演会および懇親会にご出席いただきました皆様方、誠にありがとうございました。校友会の皆様には、10月17日(土)開催の総会へのご出席をお待ち申し上げております。