同志社第8代総長・海老名弾正先生を顕彰する「海老名祭」に参加しました! 2014.09.20(土) 柳川にて
同志社校友会久留米クラブが主催する「海老名祭」が、水郷・柳川市で9月20日(土)に開催されました。北九州支部から田上事務局長が参加され、そのレポートを頂戴しましたので、その内容を報告させていただきます。
この祭典は、柳川市出身の思想家、教育者で同志社第8代総長を務められた海老名弾正先生(1856~1937)の功績を称えるもので、顕彰碑建立10周年を記念して開催されました。顕彰碑の建立に際しましては、北九州支部も物心両面で応援させていただき、10年前のお披露目の席には、当支部から多くの会員が参加、その後の節目の式典にも欠かさず出席しております。
今回の記念すべき祭典には、同志社より大谷総長、村田学長、水谷理事長にご参加いただいたほか、同志社校友会から豊原副会長、そして久留米クラブはもとより、北九州、福岡、熊本、佐賀、長崎、大分など近隣支部からも多くの校友が参加し、総勢100名を超える会となりました。
会場は観光名所の川下りコース沿いで、弾正先生の生家近くです。先生は柳川藩の武士の長男としてご誕生、熊本バンドの一員として新島先生の薫陶を受けられました。そして、創立間もない同志社の発展に大いに貢献され、第8代総長に選任されました。
式典では、まず初めに「碑前祭」が開催され、福岡玉川教会の西八條 敬洪 牧師の祝祷、讃美歌斉唱、聖書朗読により故人の偉業を偲びました。
続いての「植樹祭」では、新島先生が留学先の米国から持ち帰り、ゆかりの方々に贈って各地に広まったと言われる「カタルパ」の苗木を碑の隣りに植え、来賓による土入れを行いました。
そして会場を「御花」に移し、懇親会が盛大に開催されました。会場では顕彰碑建立にご尽力された海老名弾正顕彰委員会の秋島会長より、当時の貴重な写真をもとに海老名先生の功績をご紹介いただき、楽しくかつ勉強になる一日となりました。
会員の皆様も柳川で観光される際には、海老名先生の顕彰碑をぜひお訪ね下さい。会にご参加いただいた柳川市長も、皆様に見学いただける観光名所として大きくパンフレットに取り上げると約束されていました。